〜弁護士になったのは、お金や名声のためではない～

なべちゃん 31歳 

日常の業務としては、車の保険特約の弁護士業を月50件くらい担当している。

ほとんどが保険の代理店や接骨院からの紹介の交通事故案件である。

保険会社からの顧問弁護士は、加害者側の弁護になることが多い。

～弁護士界は、いつまで殿様商売をしているんだ？～

文系で一番難しい法学部で法学に興味を持った。

ただ、弁護士業に興味があったわけではなく、彼は困っている人の役に立ちたかった。

～弁護士のサービスの提供形態、業界のあり方を変えよう～

彼曰く「弁護士は夜、土日、何時でも連絡がとれるサービス業なので、困ったら気楽に連絡して欲しい」

ある時、学習塾をしている知人から相談を受けた。モンスターペアレントからの苦情だ。

フタを開けてみると、学習塾は、クーリングオフなどの法的書面が全く整備されていなかったのだ。

学習塾にとって、顧問弁護士契約料は高すぎてしまう。

学習塾では、ほとんどがアルバイト、業務委託で、雇用保険に入っていない。

最初に整えておけば、契約書一件10万円ほどで済む。

そこで、雛形、コンサルのシステム作りを提案。

別法人で、コンテンツビジネス、コンプラのコンサルティング、クレーム対策について、学習塾の経営者に対して勉強会を行うことを開始。また、分割払いも可能にした。

弁護士でありながら、弁護士業以外のシステム作りを提案し、いつでも相談出来る態勢を作った、弁護士界の革命家である。

～プライベートも充実～

運動経歴は、水泳やバレーボール。

好きなことは、プロ野球観戦で、阪神タイガースファン。

趣味は、温泉、サウナ。

また、コロナで大会が中止になったが、現在、トライアスロンにも挑戦中だ。

そして、最近、香道(お香)のお手前にハマり中。

組香というゲームが楽しかったのと、お香の持ち方や、雰囲気が非日常的なところに惹かれているそうだ。

お香の師範から誘われたのがきっかけということだが、若くてイケメンな弁護士さんをぜひ香道に誘いたかった師範さんの気持ちは、よくわかる。

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インタビュアー:ロコちゃん